皮膚は一番大きな臓器、そして、一番身近な臓器。あなたの目にも見えるところで、大切な内臓を守っています。
体の具合が悪い時、誰かが背中をさすってくれると、なんだか少し、良くなりませんか?
不安や緊張で心が震える時、誰かの手を握ると、なんだか少し、落ち着きませんか?
手のぬくもりを通して、相手の気持ちが伝わるのでしょうか。
大きな喜びも、耐え難い悲しみも、誰かと分かち合う時は、思わず手を取り、肩を抱き、相手の肌に触れるでしょう。
そんな、大切な、あなたの皮膚を守ります。
「痛み」もつらいものですが、「かゆみ」も、とてもつらいものです。
私にも、アトピー性皮膚炎に悩んだ時期があります。
皮膚科専門医としてだけではなく、時には 患者の一人として、時には、皮膚の弱い子を持つ母親の一人として、あなたの生活が、より充実したものになるように、サポートできたらと思います。